不満ではないのに、違和感だけが残っている
妻・夫との関係について考えると、
• 大きな不満はない
• 関係が破綻しているわけでもない
• 日常は概ねうまく回っている
そう言える状態にある人は多いはずです。
それでも、
• 何かが噛み合っていない気がする
• このままでいいのかが分からない
• ただ違和感だけが残り続けている
そんな感覚を、長く抱えたままになっていることがあります。
説明しようとすると、言葉が崩れる
この違和感を、
• 妻・夫に説明しよう
• 自分なりに整理しよう
とすると、
言葉がうまく続かなくなることがあります。
• 具体的な不満を挙げられない
• 何が問題なのか断定できない
• 話そうとすると、違う気がしてくる
結果として、
違和感は語られないまま、
内側に留まり続けます。
「説明できる違和感」だけが、問題として扱われる
家庭の中では、
• 理由が説明できること
• 具体的な問題があること
が、話し合いの前提になりやすい。
そのため、
• 言葉にできない違和感
• 形を持たない感覚
は、問題として扱いにくくなります。
違和感そのものよりも、
説明できないこと自体が、
扱いづらさを生みます。
関係が安定しているほど、違和感は浮き上がりにくい
関係が比較的安定している場合、
• 今さら何を言うのか
• 問題にするほどのことではない
そうした意識が、
無意識のうちに働きます。
その結果、
• 違和感は押し戻され
• 具体化されないまま
時間だけが過ぎていく。
違和感は消えないのに、
言葉になる機会もない、
という状態が続きます。
説明できない違和感が、判断を止める
違和感が言葉にならないままでいると、
• 何を基準に判断すればいいのか
• どこをどう考えればいいのか
が見えにくくなります。
判断しようとすると、
• 違和感が引っかかる
• しかし理由が言えない
この状態では、
判断は前に進みにくくなります。
違和感そのものより、
違和感を扱えないことが、
判断を止めている場合もあります。
妻・夫に向けた感覚ではない場合もある
この違和感は、
• 妻、夫そのもの
• 相手の言動
に向いているとは限りません。
• 生活のリズム
• 役割分担
• これまで選んできた形
そうした全体に対する
位置づけの違和感であることもあります。
しかしそれは、
誰か一人の問題として
切り出しにくい性質を持っています。
語られない違和感は、内側で大きくなる
言葉にならない違和感は、
• 否定もできず
• 肯定もできず
宙に浮いた状態で残ります。
そのまま時間が経つと、
• 些細な場面で引っかかる
• 判断のたびに影を落とす
という形で、
存在感を強めていくことがあります。
違和感が問題なのではなく、
位置づけられていないことが、
重さを生みます。
状態として見えてくるもの
配偶者に説明できない違和感を、
抱え続けている。
それは、
• わがまま
• 不誠実
として片づけるより、
関係が安定しているからこそ生じている、言語化の遅れ
として捉えた方が、実感に近い場合があります。
自分の中で起きている違和感を、
こうして言葉に置いてみると、
判断が止まっている理由の輪郭は、
少し見えやすくなってきます。

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